8th Army: Operation Crusader (HJ/TSR/SPI)

2009/11/30更新)

1.09/11/26
  1. 対戦者 たんイギリス軍 対 ふなきドイツ軍
  2. 対戦記
    1. たんのコメント
      ダブルブラインドの陸上戦は初めてで、どういう形で進むのかすごく不安な部分もありましたが、結論から言えば、非常に面白いものでした。
       
      だいたいの最前線は、自分の盤上には分かるが、相手の兵力の位置は、こちらが移動・偵察・戦闘によって得た「相手のターンで、相手が移動する前の情報」であり、次の自軍ターンでは、古い情報を元に、新しい位置を推測した上で、戦闘計画を立案・実行しなければならず、読みがあたった時の爽快感、外れた時のショック、相手の戦線が自分の戦線の間をすり抜けて、攻撃されるショックとジレンマ、攻撃先を想定して準備した空軍の読みの辺り外れ、現場との情報の差を指揮官として体感し、相手との読み合いを行なうのは、ゾクゾクします。
       
      戦闘の煩雑さはネックになりますが、北アフリカだからこその情報制限、それに伴う決断と行動の成否は、今までの作戦級ゲームとは少し違う面白さが得られたと思っています。(これまでの作戦級の、ある意味パズル的な部分が生じにくい)
       
      マップだけ拡大し、ヘクス毎のスペースに余裕があれば、戦闘(に伴う移動)の管理が楽になると思うので、よりゲームが面白くなるのでは、と思っています。
       
      今回は時間の都合で途中で終わりましたが、本ゲームの面白さの一端が見えたような気がします。
       
      ダブルブラインドは、最前線の位置の相違等で問題が生じる場合もあるかもしれませんが、相手との了解の上で確認が出来れば、非常に面白いゲームが楽しめると思います。再プレイ、そして、本システムの他のゲームもプレイしたくなりました。

       

 

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