日露戦争(CMJ/エポック)

2010/07/24更新)

1.02/11/23 おおたけ日本 vs. 赤坂ロシア

 以下は、おおたけさんからの報告に赤坂さんがコメントをよせたものです。赤坂さんのコメントは赤字で表示してます。

  1. プレイヤー
    ロシア軍プレイヤー:赤坂さん
    日本軍プレイヤー :おおたけ(1年前にSBC(仙台ボードゲームクラブ)にてインストプレイを経験)
     
  2. セットアップ
    ロシア軍の鴨緑江方面は安東に3個旅団、その東方へ1個旅団の配置。
     
  3. プレイ概要
    1. 第1ターン
      • ロシア軍ウラジオストック艦隊の活動で、いきなり日本の補充ポイント輸送に損害が発生。
        さい先良いスタートであったが、以後日本軍の補給線をロシア艦隊が脅かすことは無かった・・・
      • 日本の第1軍は鴨緑江方面の両方のロシア軍へ攻撃をかけ、DDとEXの結果を得ます。
      • ロシア軍は、旅順に1個旅団を移動させ、要塞強化策を取りました。
      • 安東のDDになったロシア部隊は、補充で回復させつつ北へ後退しました。
        ソロプレイ中心の悲しさか、後退方向は失敗であった
         
    2. 第2ターン(写真
      • 第1軍は、後退中のロシア軍3個旅団の捕捉撃滅に成功します。
      • 南山方面に上陸した第2軍(3個師団+砲兵)は、5対1の要塞攻撃にまさかのEX(1/6)を出し失敗。しかしこれで28サンチ砲の揚陸許可が下りました。
        ひとえに「東シベリア狙撃兵第4師団」のがんばりによるものだが・・・おまえら頑張りすぎだ(シクシク)。
         
    3. 第3ターン
      • 第1軍は、無人の山野を北へ向って行軍。
      • 第2軍は、後続の上陸部隊である3軍に南山攻撃を任せて、遼陽を目指して鉄道沿いに北東へ移動します。
        替わった第3軍は、初戦から28サンチ砲2ユニットを用いて南山を攻撃し、DEの結果を出し呆気なく南山の攻略に成功しました。
      • 旅順のロシア軍は遅滞戦術を展開する構えです。遼陽の本営からは第1軍、第2軍への備えに廻す部隊の捻出に相当苦労している模様。
         
    4. 第4ターン
      • 第1軍は、北方の山地まで駒を進めるも、遼陽、奉天方面の平野部に雪崩れ込むには側面援護の戦力不足を気にして、それ以上の進出を躊躇してしまいました。(「側面なんて露助に任せておけ!」なんて言えませぬ・・・。)
        ロシア軍の援軍は数的には広い側面を守りにくく、第2ターンに撃滅された3個旅団が痛かったです。騎兵旅団が日本軍の牽制に大役を果たしてくれました。
      • 第2軍は、営口、大石橋付近まで進出。砲兵が追いついてこないので旅団規模の部隊への攻撃に留めました。
      • 第3軍は、旅順へ向けて侵攻。旅順まであと3ヘクス。
      • ロシア軍は、日本の第2軍を、海城−牛荘間に布陣して受けとめる構え。また、日本の第3軍(戦闘後前進で突出した部隊)に対し三方からの反撃を試みるも、サイの目が奮わず失敗。以後、旅順要塞へ篭る事となります。
        旅順方面のロシア軍は攻撃しない方がいいと思いました。
         
    5. 第5ターン(写真
      • 第1軍は、増援の後備旅団の到着を待つため、ロシア軍と接敵せずじわじわと山地を前進するに留めました。
      • 第2軍は、ロシア軍のヨーロッパ師団が戦線を張る海城−牛荘間へ攻撃を開始。北側から戦線を崩して回り込みました。
      • 第3軍は、28サンチ砲2ユニットを含む攻撃で、旅順要塞の一角を占領。旅順に隣接しました。
      • ロシア軍は、海城−牛荘方面へ増援を集中。北側から突出して来た日本軍を捉えて、これを押し返し、再び海城−牛荘間の戦線を整理する事に成功しました。
         
    6. 第6ターン
      • 第1軍は、本渓に攻撃を掛け、これを抜き太子河沿いに遼陽を伺う足がかりを得ました。
      • 第2軍は、再び海城−牛荘間の全線で総攻撃(28サンチ砲部隊も参加)を実施。牛荘方面のロシア軍を大きく後退させることに成功します。
      • 第3軍は、接敵している旅順要塞を強襲しようとせず、残りの要塞へクスを占領し旅順を複数へクスから攻撃できる様に、接敵ヘクスを広げました。
      • ロシア軍は、第2軍の正面から大きく後退し遼陽を中心に防御線を形成。また、旅順方面では、艦隊乗組員を揚陸させ、スタック制限いっぱいにして日本軍に抵抗する構えを取りました。
        遼陽への後退に際して、1個師団を見捨てる結果となりました。皇帝陛下へは諸君の祖国への献身を上奏しておこう。

         
    7. 第7ターン(写真
      • 第1軍と第2軍が遼陽を包囲する様に展開。続く戦闘で包囲の輪を閉じることに成功します。
      • 第3軍は、旅順を総攻撃。DDの結果を持って要塞を攻略。ここに、旅順要塞は陥落しました。
      • ロシア軍フェイズの始めには、遼陽で多くの部隊が損耗状態で包囲されているため、一挙にロシア軍主力が崩壊する危機的状況でした。しかし、このターンの攻撃でなんとか東側の日本軍のZOCを切り崩して補給線を確保します。辛くもロシア軍主力の全滅は免れました。
        旅順は予想よりも1ターン長く持ったと考えています。ロシア軍は上記の様にギリギリで補給線を確保しましたが、次のターンは持ちこたえられなかったと思われます。
         
  4. 感想
    • おおたけ
      第2ターンに第1軍が、この方面のロシア軍を捕捉したのが大きかった様です。その後、ロシア軍はどうしてもこの方面へ援軍を廻さざるを得ないので、第2軍方面も必然的にロシア軍の密度が薄くなり、日本軍が一気に遼陽まで達してしまいました。
      作戦級は久しぶりのプレイでしたがとても楽しく充実した時間を過ごさせて頂きました。ありがとうございました。
    • 赤坂
      旅順については予想以上に頑張ってくれたと思います。戦線の張り方と3個旅団をいかに第1軍から逃がすかがポイントでした(昔から言われていることですが・・・)。日本軍騎兵旅団の国境侵犯包囲攻撃は恐怖です。
      私も作戦級対人プレイは久しぶりでしたが、苦しいながらも、知的に楽しい時間が過ごせました。ありがとうございました。再戦の機会を楽しみにしております。
2.03/01/25
  1. 対戦者 たん日本 vs. おおたけロシア
     
3.09/08/01
  1. 対戦者 たん日本 vs. 山崎ロシア
  2. コメント  
4.09/12/19
  1. 対戦者 たん日本 vs. パパスロシア
  2. コメント
    観戦武官コメント:旅順には、鉄道がつながっていないと補充ポイントをためることはできませんよ〜。
5.10/06/27
  1. 対戦者 ふなき日本 vs. 山崎ロシア
  2. コメント
     
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